関係嗜癖(かんけいしへき / relationship addiction)とは、人間関係嗜癖とも訳し、嗜癖の一種で、共依存をはじめとする人間関係にはまりこむ嗜癖のことをいいます。
たとえば、バタラーとバタードの関係、アルコール依存症夫とイネイブラー妻の関係、ひきこもり息子と過保護な母の関係などが皆、これにあたります。
素地に、その個人のもともとの母親との関係(母子関係)に問題があったりします。
これらのケースは、家族療法などの見地では、社会的にもっとも問題だと思われている当事者を治療するよりも先に、その周辺の人から治療していくことが効果的であることが多いです。 |