用語集

アンフェタミン

アンフェタミン (Amphetamine, Alpha-methylphenethylamine) とは、向精神薬の一種で、間接型アドレナリン受容体刺激薬としてメタンフェタミンと同様の中枢興奮作用を持ちます。今日でもメチルフェニデート(商品名リタリン、コンサータなど)と共に、注意欠陥障害(ADHD)や難治性鬱病の治療薬に用いられることもありますが、強い興奮作用を持ち、薬剤耐性により犯罪など反社会的行為につながりやすいため、覚醒剤に指定されています。
クロルプロマジンイミプラミンなどが登場する前、1950年代までは興奮剤、刺激剤として、うつ症状の治療にも使われたりしていました。